ポケットWiFi・WiMAX・モバイルWi-Fiルーターの違い

ポケットWiFi・WiMAX・モバイルWi-Fiルーター

ポケットWiFi・WiMAX・モバイルWi-Fiルーター

ポケットWiFiWiMAXモバイルWi-Fiルーターは、どれもインターネット利用を可能にする、ケーブル不要で持ち運び可能なWi-Fiルーターのことを指します。

では、同じ用途で使用する言葉であるにもかかわらず、どうしてこのように呼び方に違いがあるのでしょうか?

このページでは、それぞれの特徴を説明していくことで、これらの違いを明らかにしていきたいと思います。


Wi-Fiとは
「WiFi(ワイファイ)」という用語を耳にする機会は増えていますが、そもそもWiFiというものはどういったものなのでしょうか?既にご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、このページでは、今や生活に欠かすことのできない「Wi-Fi」について振り返ってみようと思います。

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モバイルWi-Fiルーター

モバイルWi-Fiルーター

モバイルWi-Fiルーターとは、インターネット用にモバイルブロードバンド回線への接続機能を備えた無線LAN機器の持ち運びを可能にしたルーターのことを言います。ポケットWi-Fiルーターという呼称を用いる場合もあります。

モバイルWi-Fiルーターは、屋外での持ち運びを目的とした小型なルーターで、無線LANアクセスポイントを備えています。

ルーターが、アンテナ(基地局)から電波を受信することで、スマートフォンやタブレットなどでインターネットを使用することが出来るようになります。

モバイルルーターさえあれば、工事不要で届いたその日から利用できるので、回線工事日の日程調整などの面倒な手間を省くことができます。

また、同時に複数の機器に対してネットワーク接続することができます。さらに、ケーブル接続を行う必要がないので、煩わしさはありません。


いつでもどこでもインターネットに接続することができ、公衆Wi-Fiのようにその都度パスワードを入力する必要がないので、旅先などで高い利便性を発揮します。

しかし、無線なので固定回線に比べて、通信の安定性に欠けるという側面があります。


また、基本的にパソコン利用時におけるルーターの使用法と同じなので、インターネット接続専用です。そのため、通話機能は持ちあわせていません。


ポケットWiFi

ポケットWiFi

Pocket WiFi(ポケットWiFi、ポケット ワイファイ)とは、モバイルWi-Fiルーター、もしくはその機能(Wi-Fiテザリング)のことを自体を指します。

ポケットWiFiという名称は、ワイモバイル(旧イー・モバイル)の登録商標であり、ワイモバイルが提供するモバイルWi-Fiルーターの商品名です。

2009年11月に「Pocket WiFi」という名称で、3G一体型モバイルWi-Fiルーターとして発売されました。


イー・モバイルD25HW
イー・モバイルD25HW via:wikipedia


元々、ワイモバイルのモバイルWi-Fiルーターのことを「Pocket WiFi」と呼んでいましたが、現在では、他社(UQコミュニケーションズの「WiMAX」やNTTドコモ、auのデータ通信サービス等)のモバイルWi-Fiルーターのことも同様にポケットWiFiと呼ばれています。

つまり、ポケットWiFiは、現在一般的に普及しているモバイルWi-Fiルーターの総称だと言えるかもしれません。


ポケットWiFiは、プラン契約をすることで、端末が無料になるキャンペーンを実施している電気通信事業者もあります。

そして、キャッシュバックサービスを行っている業者も存在するため、上手に活用すれば、安価で気軽に利用することも出来ます。


WiMAX

WiMAX

WiMAX(ワイマックス、Worldwide Interoperability for Microwave Access)とは、3GやLTE等と同じ無線通信技術の規格のことを指します。

具体的には、IEEE 802.16a・IEEE 802.16dの両規格を整理・統合した規格であるIEEE 802.16-2004のことを「WiMAX」と呼びます。


日本では、KDDIグループのUQコミュニケーションズ「UQモバイル 」が提供するモバイル通信サービスとして知られています。

UQモバイルは、2009年7月に「UQWiMAX」としてサービスを開始しました。

2013年10月31日からは、「WiMAX 2+(ワイマックスツープラス)」というサービス名で、高速モバイル通信を提供しています。

「WiMAX 2+」は、下りの最高速度が220Mbpsという。


現在、WiMAXには、IEEE 802.16-2004をベースとする固定通信(FWA)向けと、IEEE 802.16-2004にハンドオーバー(基地局移動)に関する仕様を追加したIEEE 802.16eをベースとする「Mobile WiMAX」の2種類の規格があります。

UQモバイルは、後者の「Mobile WiMAX」を利用してサービスを提供しています。


公式サイト:UQモバイル
最長伝送距離最大伝送速度使用周波数帯
IEEE 802.16a50km(見通しのきく範囲)70Mbps10〜66GHz
IEEE 802.16d50km(見通しのきかない範囲もある程度可)70Mbps2〜11GHz
IEEE 802.16-20042〜10km(出力によっては最大50km)最大74.81Mbps(20MHz帯時)
ベストエフォート方式(QoS実装可)
2〜11GHz
IEEE 802.16e1〜3km最大21Mbps(20MHz帯時)
ベストエフォート方式(QoS実装可)
6GHz以下(2.5/3.5/5.8GHz帯を推奨)

モバイルWi-Fiルーター・ポケットWiFi・WiMAXの違い

モバイルWi-Fiルーター、ポケットWiFi、WiMAXの違いを簡単にまとめると次のようになります。


モバイルWi-Fiルーター持ち運び可能なWi-Fiルーターのこと。
ポケットWiFiワイモバイルが提供するモバイルWi-Fiルーターのこと。
広義では他社モバイルWi-Fiルーターのことも指す。
WiMAX無線通信技術の規格のひとつ。
また、UQコミュニケーションズが提供する回線の名称。

モバイルWi-Fi(ポケットwifi)なら、格安SIMのような通信制限を一切気にすることなく快適にスマホを利用することが出来ます。

また、下りの通信速度も圧倒的な速さを実現しているので、重いデータでもサクサク動作し、画質の高い動画でもスムーズに閲覧することが可能です。


ブロードワイマックスYahoo!Wi-Fi
下り最大440Mbps下り最大187.5Mbps
月額2,726円(税抜)月額3,696円/月
データ量制限なし(ギガ放題プラン)データ量制限なし
種類WiMAX種類LTE

このように、同じような感覚で捉えている言葉でも、それぞれ明確な違いがあることが分かるかと思います。

現在、モバイルWi-Fiルーターのことを「ポケットWiFi」と呼ぶ場合がありますが、「Pocket WiFi」はワイモバイルの登録商標であるため、他社の製品に「Pocket WiFi」という名称を使用することは適切であるといえません。


しかし、今では、広く一般に使用され、耳馴染みのある言葉として認識されているため、それで話しが通じてしまうというというのが実情です。

このように、「ポケットWiFi」という名称が世間で一般的になった背景には、ワイモバイルの前身であるイーモバイルが、他社に先駆けてモバイルブロードバンドサービスを提供したことが理由です。

これは、かつて任天堂が発売したファミリーコンピューターの通称「ファミコン」が、ゲーム機全体を指す言葉として用いられた現象とよく似ています。

本来使用されるべきでないものに適用されるということは、正確な理解に支障をきたす場合があります。

しかし、裏を返せば、それだけ多くの人にとって分かりやすく、イメージしやすいキャッチーだと言えるため、製品名の成功例だと言えるかもしれません。


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